先日、
1年近く友人に借りていた
グロムを返却しました。
新車購入したものの、
あまり乗る時間がなく、
車両コンディション維持の為に
私が乗っていたのですが、
モデルチェンジによって
価格が落ちる前に
売ってしまう事になったようです。
目次
グロムはカスタムが楽しい
友人のグロムは
マフラーやサスペンション、
バックステップ
が変更された
カスタムバイクでした。
グロムは
こういうカスタムも
楽しいバイクです。
タイで生まれた12インチスポーツ
▲マイナーチェンジ前のノーマルはアップマフラーです。
写真提供:
HONDA GROM 放浪の旅
グロムは
タイホンダで製造が行われる
世界市場向けバイクです。
12インチホイールを装着した
一般市場向け
スポーツバイクなんて
ホンダではNSR50 / 80 以来じゃ
ないでしょうか?
グロムは日本以外で
『MSX125』
という名前で販売されています。
MSXと聞いて
懐かしいと感じる
アラフォー世代の方は
多いと思います。
そうです。
あのMSXと
名前がぶつかってしまうので、
日本向けには『グロム』
という名前がつけられているようです。
▲パナソニック FS-A1WX(MSX2+)
By No machine-readable author provided. Xxmasaxx~commonswiki assumed (based on copyright claims). [GFDL, CC-BY-SA-3.0 or CC BY-SA 2.5-2.0-1.0], via Wikimedia Commons
コッチのMSXの話は
あまり詳しくないですし、
脱線するのでWikipediaをご参照下さいw
エンジンは『横型』だけど
グロム(MSX125)の話に戻します。
グロムのエンジンは
4サイクル空冷単気筒の125エンジン。
燃料噴射はフューエルインジェクション。
写真提供:
HONDA GROM 放浪の旅
これまでの
ホンダ4サイクル原付スポーツバイクは
- モンキー・ゴリラなどの横型エンジン
- エイプ、XRなどの縦型エンジン
とシリンダーの向きで
大きく二分されていましたが、
グロムに搭載されたエンジンは
これまでの横型エンジンとは別物です。
モンキー・ゴリラや
ダックス、シャリーなどに
使われてきたエンジンは、
スーパーカブをベースにしたもの。
グロムのエンジンはタイで人気の
『WAVE125i』という
スーパーカブとスクーターを
足して2で割った様な
バイクのエンジンがベースに
なっています。
なので、これまでのマフラーや
エンジンパーツの流用が効かなくて
あまりカスタムできないバイクかな?
と発売当初思いました。
しかし、冒頭でもお話しした通り、
現在は非常に多くの
カスタムパーツが
開発されて販売されています。
特に生産国のタイでは
カスタムバイクがブームの様で、
アルミ削りだしパーツを
中心としたカスタムパーツが
たくさん販売されていて、
日本にも
低価格なパーツが入って来ています。
タイ製の部品は品質も悪くないと
私は思いますよ。
グロムのインプレ
グロムを1年ほど乗った
私の感想としては、
良い言い方をすればオールマイティ。
悪い言い方をすれば中途半端w
遅くないけど速くない?
特にギア比(二次減速比)です。
ノーマルで走っていると、
「もうちょっと元気よくスタートできないかな?」
「エンジンまわってるのにイマイチスピード出てないな」
と感じることが多かったです。
他の方のブログなども拝見していると、
グロムでサーキットや峠道など、
スポーツ走行をする人は
加速の時のパンチが欲しいので
フロントスプロケを
ノーマルの15丁から14丁へ交換
通勤やツーリング、
また最高速度に不満がある人は
フロントスプロケを
ノーマルの15丁から16丁へ交換
と、スプロケットを
交換する人が多いです。
フロントスプロケットの交換は
下記リンクで見て解る通り、
部品の価格が安く、
作業も簡単なので
とてもオススメのカスタムなのですが、
グロムの場合は
スピードメーターのセンサーが
フロントスプロケットの回転数から
計測されています。
【KITACO[キタコ]】 HONDA[ホンダ] 系 ドライブスプロケット(フロント) 14T (420サイズ)[530-1010214] 価格:1,155円 |
スプロケットを交換してしまうと
スピードメーターが
実際のスピードと異なってしまう為、
注意しましょう。
リアホイールの回転から
スピードを読み取って
スピードメーターを補正する商品も
SP武川から発売されています。
SP武川 SPタケガワ その他メーター関連 純正メーター用スピードセンサーキット GROM [グロム] (MSX125) 価格:14,614円 |
シートが硬い
ノーマルシートが非常に硬いです。
乗り位置を探し出すまでは
数十キロで
お尻が痛くなってしまいました。
私は身長が大きいので
なかなかポジションがとれず、
最終的には
タンデム用のシートベルトを取り外して
かなり後ろに座ることになりました。
写真提供:
HONDA GROM 放浪の旅
シフトチェンジペダルがグニャグニャ
グロム全体のつくりは悪くないのですが、
なぜかシフトチェンジペダルが
グニャグニャで
気持ちの良いシフトチェンジができません。
これを改善するパーツとして
Gクラフトから
『シフトガイド』
というパーツが出ています。
これはホント
標準装備してもらいたいです。
Gクラフト Gcraft 35015 シフトガイド ブラック GROM グロム 価格:8,003円 |
GROM(グロム)まとめ
オールマイティな特性の為、
乗り手を選ばず
トコトコよく走るグロム。
ノーマルは
街乗りが一番向いている
バイクでしょうね。
12インチなので小回りがききます。
燃費も非常によく50km/L~60km/L。
最大トルク発生付近の
5000rpmをキープして走れば
心地よく燃費もすごく伸びました。
使い方によって
カスタムをしていけば、
ハイグリップタイヤを装着しての
サーキット走行も可能になりますし、
ツーリングや
ちょっと距離のある通勤にも
向いていると思います。
ちなみにモデルチェンジ後
グロムの変更点は
ヘッドライトやマフラー形状、
外装でスペックや
基本構造にはほとんど
変更はないようです。
価格もお手頃なグロム、
記事を書いてたら
また乗りたいな~って思えるバイクです。
う~ん、気になる!
バイクの乗換えを考えている人は
バイク王で
評判・口コミよりも高く売る方法
を試してみて下さい。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。