AGです。
2017年の東京モーターショーの
数ある出展バイクの中でも、
発売間近とされつつ
ティーザー(チラ見せ)ムービーしか
公開されておらず、
みんなが気になっていたバイクと言えば
Kawasaki Z900RS
ですよね。
目次
TMS開催と同時にカワサキのホームページで公開されてた
東京モーターショーが開始された
2017年10月25日には
カワサキ モーターサイクルの
公式ページに
ラインナップとして
Z900RSが
掲載されていました。
[blogcard url=”https://www.kawasaki-motors.com/”]
しかも360°ビューで見れます!
価格は
キャンディトーンブラウン×キャンディトーンオレンジ(火の玉カラー)
メーカー希望小売価格¥1,328,400(税込)
メタリックスパークブラック
メーカー希望小売価格¥1,296,000(税込)
見た目はZ1をかなり意識
Z900RS は
900というカワサキ伝統のマジックナンバーが
与えられていたり、
デザインもどう見たって
Z1を意識しています。
RSというのは
Z1の弟分である
Z2の正式名称750RS(Road Star)
から持ってきたのでしょうか?
Z1の正式名称は900Super4
ですから、
正直ネーミングに関して
Z1とZ2を
ごちゃまぜにしちゃっている感が
ありますね。
デザインは
Z1を意識していると言っても、
111PSを発生させる水冷エンジンに
サスペンションは倒立フォークと
カワサキのスポーツモデルで
多く採用されている
ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンション
を採用するなど、
スポーツを強く意識した
バイクのようです。
簡単なスペックは下記の通りです。
エンジン:水冷4ストローク並列4気筒/DOHC4バルブ 948cc
最高出力:82kW(111PS)/8,500rpm
最大トルク:98N・m(10.0kgf・m)/6,500rpm
車両重量:215kg
燃費:20.0㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)
他にもトラクションコントロールや
スリッパ―クラッチなど
最新の技術が装備されています。
ベースはZ900という海外向けモデル
Z900RSには
ベースになったモデルがあって、
2016年に発表され
2017年から発売が開始された
Z900
がそれです。
Z800よりも
エンジン排気量が大きく
パワーも上がっているのに
20kg以上軽量になっているという
スーパーネイキッドです。
価格は100万円前後と
魅力的です。
東京モーターショーでのZ900RS
東京モーターショーで
Z900RSの現車を見た感想は
写真で見るよりもだいぶカッコイイ!
写真で見る印象よりも
私にはコンパクトで
シャープに見えました。
細かい部分の作り込みも
非常にこだわっています。
細部を見てみましょう。
ヘッドライトや
ウィンカーテールランプはLED。
ウィンカーの細いデザインが
シャープな印象を強めています。
ミラーはやはりと言って良いのか
『 Z2タイプ』
と呼ばれる丸型タイプ。
マスターシリンダーカップは
H2やZ1000など
最近のKawasaki車でよく使われている
スモークタイプのカップが
採用されています。
フロントフェンダーは
パーツが分かれていて、
クラシカルな印象を与えつつも
高級感を出しています。
倒立フォークは
アウターケースが
ブラックになっていて
雰囲気を崩していません。
ホイールは
Z1の
ワイヤーメッシュホイールを
感じさせる細いスポークで、
軽そうな見た目になっています。
バイクのホイールで
こういったデザインは
かなり
珍しいのではないでしょうか?
音にこだわったというマフラー。
900ccという
大排気量ですが
サイレンサーはスリム
になっています。
おそらく
奥に見えるキャタライザー部分で
しっかり
消音出来ているのだと思います。
Z900RS カスタム【ドレミコレクション】
今回の東京モーターショーでは
最新のZ900RSの
カスタム仕様が3台展示されていました。
まずは旧車カスタムや
現行バイクの見た目を外装キットで
旧車ルック
に変身させてしまうカスタムを
得意とする
ドレミコレクションの
カスタムZ900RSです。
ドレミコレクション | カワサキZを始めとするパーツの製造・販売
各所を変更して
Z1ルックに仕上がっています。
ヘッドライトと
ウィンカーを変更するだけでも
かなり印象が違いますね。
ヘッドライトは
Z1の物を加工したものに
LEDバルブを装着しているようです。
フロントフォークの
アンダーブラケット部分にも
カバーが取り付けられ、
Kawasakiのロゴが入っています。
そしてなんと言っても
この4本出しマフラーでしょう。
これに交換するだけで
イッキにZ1ルックになりますよね!
しかし、
会場にあったスペックボードで確認してみると、
『Z2タイプ4本出しマフラー』
という商品名になっていました。
何かこだわりがあるのでしょうね。
さらには
サイドカバーやチェーンケース、
テールカウルに加え、
エンジン下に伸びる
ダミーフレームや
アルミ角タイプスイングアーム、
スリットタイプのブレーキディスク
といった
ハードパーツが変更されていて、
かなりの再現が
出来ているのではないでしょうか。
Z900RS カスタム【ビトー アール アンド ディー】
次に
カワサキのバイクを中心に
旧車のリビルドエンジンや
コンプリートバイクを制作している
ビトーアールアンドディー
のカスタムです。
FCRキャブレターのキットや
マグネシウム鍛造ホイールでも有名です。
ドレミコレクションの
重厚感ある4本出しとは
雰囲気の違う
JB-POWERチタンマフラー
ビンテージなニュアンスは持ちつつも、
焼け色も美しいチタンの使用で
軽量化された
フルエキゾーストマフラーは
走りを意識させます。
バックステップは
アルミ削り出し、
14ポジションを
選択可能になっています。
そして、
見るからに軽そうな
マグネシム鍛造ホイール『MAGTAN』
大径ブレーキディスクローター、
6PODブレーキキャリパーなど
性能向上へ向けた贅沢なパーツが
惜しげもなく装着されています。
Z900RS カスタム【モトコルセ】
主にドゥカティや
MVアグスタなど
イタリアンバイクの
マフラーやスペシャルパーツで有名な
モトコルセがカスタムしたZ900RS。
チタン製マフラーは
サイレンサーが小ぶりで軽そうです。
MOTO GPマシンの様な
エンドキャップが装着されていて
レーシーです。
ホイールもカーボン製で
かなりの軽量化が期待でき、
モトコルセの特別仕様
オーリンズ製のサスペンションで
足回りのチューニングは
パーフェクトでしょう。
もちろんフロントまわりも
大変豪華です。
オーリンズ製フロントフォークに
ブレンボキャリパー、
カーボンフェンダー、
カーボンホイール
などなど抜かりはありません。
カラーリングは
チタニウムゴールドというという色で
火の玉カラーのデザインを残しつつ
オシャレな感じがしますね。
メーカー発のカスタムモデル Z900RS CAFE
ミラノで開催された
モーターサイクルショー「EICMA」
で発表された
『 Z900RS CAFE』
その名前の通り、
カフェレーサーをイメージした
カスタムZ900RSです。
ビキニカウルに
ドロップダウンして
低く構えたバーハンドルが
スポーティです。
雑誌社向けには試乗会が
九州のオートポリスサーキットで行われ、
グリーン以外にもグレーカラーが用意され、
3月ごろの発売を予定している模様です。
[blogcard url=”https://young-machine.com/2017/11/17/4672/”]
ライバルはXSR900?
このZ900RSとZ900の関係は
ヤマハのMT-09とXSR900の関係に
似ていますよね。
MT-09、XSR900も
かなりスポーツを意識した
ネイキッドバイクです。
ネオクラシカルやヘリテージと呼ばれる
クラシック
を思わせる雰囲気をかもし出しつつ
最新の機能や
デザインを上手く取り入れている点でも
Z900RSとXSR900は
ライバルと言えるでしょう。
ただ、やはり大きく違うのは
Z900RSにはZ1というモチーフがあって、
XSR900には明確なモチーフがない点です。
Youtubeにアップされた
Z900RS カワサキオフィシャルビデオでも
Z1がしきりに出てきます。
XSR900用に
RZカラーの外装は用意されましたが、
RZはバイクの大きさも全然違いますし、
XSR900のデザインモチーフには
なっていないでしょう。
こういった点を考えると、
同クラスの
スーパーネイキッドバイク
としてはライバルですが、
Z900RSの方は
カワサキの歴史を楽しめる
年齢層や旧来のファン向けで、
XSR900とは
ターゲットユーザーが
少し違ってくるのかもしれませんね。
2018年のトレンドはネオクラ、カフェレーサーか
Z900RS CAFEのライバルとして
ホンダのCB1000Rや
スズキのSV650Xといった
カフェレーサーコンセプトのバイクを
発表しています。
2018年のトレンドは
ネオクラ、カフェレーサー
になるのでしょうか??
▼CB1000R
▼SV650X
うーん、気になる!
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最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。