今回はNinja400
レンタル819年間会員
マイガレ倶楽部での
インプレッション
レポートです。
モデルチェンで
250ccベースの軽量シャーシを
手に入れたNinja400。
Ninja250やCBR250RRと
比べてどうなのか?
という点も気になりますよね。
見た目は250ccとほぼ同じ
今回お借りできたのは
ソリッドカラーのNinja400。
テールカウルに400と
書いてあるのでNinja400と
わかりますが、
ベースになったNinja250と
ぱっと見は見分けがつきません。
それでも
見分けたいという人は
後ろ姿に注目。
まず、
いちばんわかりやすいのが
ナンバープレート。
250ccを超える
車検が必要なバイクは
ナンバープレートのフチが
緑色になっています。
YZF-R25かR3を
見分けるのにも使える
豆知識ですねw
そして少々マニアックですが
Ninja250は140/70-17の
バイアスタイヤを
装備しているのに対して
Ninja400は150/60-17の
ラジアルタイヤを
装備しています。
これは覗きこまないと
わかりませんが、メーター。
Ninja250のメーターは
13,000rpmを超えたあたりで
レッドゾーンになっています。
▼Ninja250のメーター
Ninja400は
12,000rpmからレッドゾーンです。
メーターの針の見づらさは
Ninja250と同じです・・・
ヘッドライトや
テールランプはもちろん
LEDライトです。
でも、
ウィンカーと
ナンバー灯はハロゲン。
ウィンカーはまぁ
コストの問題が
ありそうですが、
ナンバー灯ぐらいは
LEDにしてほしいところです。
長距離ツーリングには向かない
前型のNinja400は
Ninja650をベースにした
ツアラータイプのバイクでしたが
今回のモデルチェンジで
Ninja250ベースになった為
SSタイプへと変貌しています。
ハンドルはセパレートハンドルですが
CBR250RRほどキツイポジション
ではありません。
問題は硬いシートです。
Ninja250と
おそらく同じものだと思いますが、
長距離乗っていると
お尻が痛いです。
そしてタンデムシートが
尖った形になっているので
腰を引いたときに
お尻が収まりません。
あとグラブバーもなくなったので
大きな荷物をロープなどで
固定するのは
ちょっと苦労しそうです。
最大の特徴は軽さ
Ninja400の車両重量は
カタログスペックで167kg
なんと!
Ninja250より1Kg重いだけです。
またがった印象は当然
Ninja250とかわりません。
それでいてエンジンは
48PS/10,000rpmと
Ninja250と比べて
11馬力のパワーアップに
なっています。
ただ印象としては
Ninja250のエンジンを
均等にパワーアップさせた
といった感じで、
低回転は十分だけど
高回転でもっと伸びてほしい。
マフラーを改造すれば
改善されるのかな?
高回転での伸びは
CBR250RRの方が
気持ち良いです。
市街地
街乗りはNinja250同様
Ninja400でも文句なしです。
車体が軽く、足つきもよい。
ハンドルも高めで取り回しは良好です。
クラッチ操作も軽く
発進もスムーズ、
非常に快適です。
でもやっぱり
Ninja250同様に
エンジンが暖まってくると
低回転でのメカノイズが
パタパタとひどいです。
かなり安っぽい音がします。
高速道路
十分な加速が得られ、
高速巡行も燃費よく快適です。
カウルもあるので
風による疲労感も最小限です。
ただやはり、
硬くて収まりの悪いシートは疲れます。
速度的には十分な加速ですが、
高回転の伸びの悪さは
ちょっと爽快感には欠けます。
峠道
やはりというか
Ninja250で感じた不安定感は
タイヤの違いでした。
これは人によって
差があると思いますが
ラジアルタイヤを装着した
Ninja400は峠でも安心して
寝かしこむことができました。
エンジンの回転はスムーズで
車体が軽いので、
進入時にどんな回転数でも
曲がれるような気がします。
もちろん速い、遅いは別ですがw
速く走ろうと思えば
十分に速いバイクですし、
ゆっくり走っても
癖のないハンドリングです。
燃費と航続距離
燃費はメーター読みで
28.2 km/L
Ninja250には少々劣りますが
CBR250RRと比べると
かなり燃費は良いです。
排気量がある分
低回転が楽なので
街乗りなどでは
燃費が伸びそうです。
今回も途中で
ガソリンを入れたので
給油ランプがつくことは
ありませんでしたが、
航続距離は300kmぐらいなら
無給油でも余裕で走れます。
Ninja400 (EX400G)まとめ
トータルバランスでは
非常にレベルの高い
バイクだと思います。
Ninja250に比べて
車重はそのままに
エンジンに余裕ができたので
扱いやすくなっています。
しかし、
スーパースポーツという点では
エンジンが中低速重視なので
ちょっと期待外れだったというのも
正直な感想です。
やはり80年代、90年代の
バイクを乗った世代だと
250ccのフレームに
400ccのエンジンが
搭載されてると聞くと
シャーシにパワーが勝っている
ちょっと危ないぐらいの
バイクを想像してしまいますw
現代ではそういうのは
受け入れられないのでしょうね。
ただ、
絶対的な速さでは
劣るのかもしれませんが、
スーパースポーツの刺激を
楽しめるのは
CBR250RRの方でした。
聞こえてくる音や
高回転域の伸びが
断然スポーティです。
昔のレプリカの様な感覚を
求めているなら
CBR250RRの方がおすすめです。
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あわせて読んでみて下さい。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。