NSR250Rに乗り換える前は
Z1000(ZR1000D)に
乗っていたので
その違いも気になるところです。
目次
豪華装備で満足度は高い
Ninja1000の車体価格は
新車当時1,274,400円(税込み)
フルカウルを装着して、
SSに装備されるような
超小型高性能IMUを
備えた電子制御がついている
大型バイクとしてはお値打ちでしょう。
ところが細部を見ていくと
装備の豪華さに再び驚かされます。
まずは
プリロード調整が工具なしで
簡単に調整できるリアショック。
減衰調整も伸び側が調整可能です。
自分の乗り方に合ったセッティングを
気軽に変更することができ、
タンデムする時や重い荷物を積むとき
などにも重宝しそうです。
フロントフォークは倒立タイプで
プリロード、伸び縮みの減衰を
調整できるようになっています。
キャリパーは
ラジアルマウントの4POD
ABSが標準装備されています。
フロントブレーキの
マスターシリンダーは
ラジアルポンプを標準装備
コントロール性は抜群です。
クラッチレバーの操作感を
軽くスムーズにし、
急なシフトダウンでも、
リヤタイヤの
ホッピングやスリップを抑制する
アシスト&スリッパークラッチ
ヘッドライトと
テールランプは
LEDを採用。
明るくて視認性が良いです。
ここまでの装備だけでも
新車で120万円台って
スゴくないですか?
見やすいメーターと操作しやすいスイッチ
メーターはすっきり整理されていて
見やすいです。
液晶画面の右下は
- 瞬間燃費
- 平均燃費
- 航続可能距離
- 外気温
が切換えられます。
ちょっと残念なのは
タコメーターの針。
Ninja250と同様に
先だけ白く光るタイプで
メーターの目盛りも白いので
ちょっとわかりにくいです。
ただ、ギアポジションの表示の上に
シフトアップインジケーターが
ついていて5,000~11,000rpmの間で
250rpmずつ設定できますので、
これをうまく使えば
このストレスは解消できそうです。
電子制御がついているということで、
ぱっと見スイッチ類は
ごちゃごちゃしてて使いにくそうです。
ですが実際使ってみると
すぐに慣れて操作に違和感は
ありませんでした。
トラクションコントロールは
走行中でもアクセルオフなら操作可能で
路面の状況に応じて
素早く対応できます。
最新Ninja1000もシートは硬め
Ninja1000のシートは
歴代硬いという評判です。
しかし、
これでもZ1000よりは
改善されているそうです。
スポーツ性を向上させるため
だとは思いますが、
長距離ツーリングでは
少々お尻が痛くなってしまいます。
またタンデムシート下の
小物入れにはETCが標準装備
されており、
書類がギリギリ収まるスペース
しかありません。
確実に進化したNinja1000
以前乗っていた
Z1000(ZR1000D)は
初代Ninja1000の
ベースになったバイクで
大きな違いは
カウルのありなしだけでした。
なので今回乗った
最新のNinja1000が
初代のNinja1000から
どれだけ進化したのかは
よくわかりました。
トラクションコントロールは
3段階で、レベル1、2では
とても自然に介入してくれて
立ち上がりでも
違和感がありません。
レベル3では
しっかりとアシストしてくれて
低速の急カーブなどでも
精神的な負担が
かなり低くなります。
電子制御が付いたことも
大きな違いですが、
エンジンも全体的にスムーズになり
非常に乗りやすいバイクに
なっていると思います。
良い意味でカワサキっぽくないw
市街地
大型バイクの中では軽い方で、
取り回しは楽でした。
スリッパークラッチによる
スムーズな発進や
ABSによる安心感もあります。
カウルミラーは
走りながらの調整は難しく
車幅感覚も
少々の慣れが必要かもしれません。
高速道路
フルカウルに
高いスクリーンがついていますから、
走行風はストレスになりません。
全域でスムーズに加速でき
メーター内に
ECO走行インジケーターもあるので
燃費走行にも
神経を使いすぎる必要はありません。
峠道
元々よくできている
フレームや足回りに
電子制御が加わっていますから
非の打ちどころがないです。
しかも電子制御の介入は
とても自然で思い通りの走りが
可能です。
今回ぬれた路面も走りましたが
トラクションコントロールを
最大に効かせると、
車体は見事に安定し、
転倒の不安が大幅に軽減されました。
Ninja1000まとめ
SSのような電子制御や
豪華なサスペンションや
ブレーキがついて
新車が120万円台は
絶対にお買い得です。
その反面ポジションはSSのように
キツイ前傾ではないので
様々なシーンで楽しめます。
洗練されたエンジンは
スムーズに吹け上がり、
スリッパークラッチが
上手に受け止めてくれるので
街中、高速、峠どこを走っても
ストレスなく楽しめます。
ここ最近乗った中でも
一番いいなと思ったバイクでした!
以上、参考にしてみて下さい。
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最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。