レンタルした
MT-07での
ツーリングレポートです。
今回は和歌山県にある
友ヶ島へ行ってみました。
大阪から近い加太の港
今回向かう友ヶ島は
和歌山市加太の
港から出ている船で渡ります。
加太の港は
大阪から高速道路を使えば
1時間ぐらい。
下道でも2時間ぐらいです。
私はMT-07、
友人のLさんは
Z900RS CAFEをレンタルして
ツーリングスタートです。
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今回は高速を使わずに
下道で向かいます。
友ヶ島汽船
加太港から友ヶ島に渡るには
友ヶ島汽船という会社の
船に乗ります。
到着しました。
船乗り場に駐車場も
ちゃんと用意されています。
駐車料金は
バイク200円
車は700円です。
この日はよく晴れて
少し暖かい日でしたが、
前日は強風で船は欠航していたそうです。
わりと欠航するそうなので
天気の悪い日や風の強い日は
避ける方が良いと思います。
駐車場奥に
乗り場の案内看板
え?すぐに降りるの?
あれ?
間違えた??
いや、あってるわ。
道ほっそ!!
海へ転落することなく
無事に乗船券売り場へ。
冬場は船の本数が少なく
さらに土日祝のみの
運航になっているようです。
時刻表や運航日はホームページを
確認してください。
[blogcard url=”http://tomogashimakisen.com/jikoku.html”]
小さい船なので
時間通りに船に乗るには
早めに切符を買うのが良いです。
私たちは30分前に切符を買っておきました。
切符は大人往復で¥2200
予約席ではないので
時間が近づいたら
船乗り場に並びましょう。
いよいよ船に乗ります。
船の前の方は客室になっています。
後方のデッキにも少し座席があり
デッキに立つこともできます。
今回は一番前の席に座れました!
目の前に空気清浄機があって
コロナ対策もばっちりです!
しゅっぱーつ!!
わりと揺れますので
船酔いしやすい人は
デッキの方が良いかもです。
航路には釣り船もたくさん出ていて
波を受けるとさらに揺れます。
約20分で
友ヶ島に到着しました。
砲台跡
船がつく
野奈浦桟橋(のなうらさんばし)
にはカフェや自動販売機があって
ゆるい感じです。
でも、基本的に島内は
山道になっています。
事前に調べていたので
ライディングシューズから
スニーカーに履き替えました。
島内には
明治時代に建造されたという
第一から第五まで
砲台跡があるのですが、
(第四砲台は立ち入り禁止)
今回は次の船までの
2時間ほどを予定して
島を散策するので
島の砲台全部を
見てまわるのは無理です。
なので
一番見ごたえがあると言われる
第三砲台跡をまずは目指しました。
わりと坂を上ります。
途中、壕のようなものもありました。
第三砲台跡
第三砲台の看板がありました。
どうやらここが入り口です。
入ってまずあるのは
将校の宿舎跡
レンガ造りに
瓦葺という作りです。
少し奥へ進むとすぐに
砲台の下の部分
弾薬庫入り口です。
地下から入るところもあって
ダンジョンみたいになっています。
方向音痴なのでちょっと迷うw
中は照明が
設置されているところもありますが
真っ暗なところもあるので
懐中電灯を持っていく方が良いです。
迷いながらも奥へ進むと
砲台跡に到着しました。
中央の円の中に
大砲が収まっていたのですね。
使われなくなった後は
放置されているので
木々が生い茂り
聞いたことのない
野生動物の鳴き声がします。
私が見上げた時には
リスがいました。
砲台跡が池みたいに
なっているところもあります。
日常からかけ離れた風景で
モデルさんの写真撮影などにも
よく使われるようです。
タカノス展望台
第三砲台跡を後にして
すぐそばにある
タカノス展望台へ上がりました。
屋根とベンチがあり
休憩できるようになっています。
道中のコンビニで買ったもので
軽く昼食を済ませました。
目下には友ヶ島灯台
対岸には淡路島が見えます。
向きを変えると
神島が見えます。
第五砲台
この後灯台のそばにある
第二砲台にも行きたかったのですが
時間の関係上、今回はパス。
代わりに第五砲台へ向かいました。
途中には馬小屋の様な跡がありました。
あと、公衆トイレもあったので
立ちションはやめましょう。
ポケモントレーナーも
マナーを守りましょう。
第五砲台跡に到着しました。
第三砲台跡と比べると
小規模です。
砲台跡には木が生えていました。
これはワザと植えたなw
奥に進むと
木々の間から海が見えます。
もしかして
ここ進んだらショートカット?
いっけぇー!w
ガチの山中でしたが
海の家の近くに
なんとか出れましたw
冬は開いてないみたい。
ショートカットして
時間に余裕ができたので
海岸沿いを探検しながら
桟橋に向かいます。
なぜかちょっと怖い感じに
なっちゃってるブランコ
廃墟。
ゴミの山の奥にも廃墟?
船を引っ張り上げる機械。
ずいぶん使われていない様子。
ここは堰堤(えんてい)跡かな?
などなどを見ながら
桟橋に到着。
本土へ帰ります。
淡嶋神社
友ヶ島汽船の駐車場は
淡嶋神社のすぐそばにあります。
加太に来たら
やっぱりここはお参りすべきでしょう。
日本人形やら焼き物が
ずらりと並ぶ神社です。
実はこの神社
友ヶ島と非常に縁の深い
神社なのです。
実はこの淡嶋神社
元々は友ヶ島のすぐそばにある
神島にあったそうです。
日本古代史最強のヒロイン
神功皇后が韓国を制して
帰路に就く時、
突然の嵐から守ったのが
神島の淡嶋神であり、
後に神功皇后の孫である
仁徳天皇がこの話を聞き
島では不便であろうと
現在の淡嶋神社の場所へ
移したと伝承されています。
まとめ
そんなこんなで
今回も無事バイクを返却。
走行距離は173.7kmと
短めでしたが
面白いツーリングでした。
まだまだ島の中を
探索できていなかったので
また近いうちに
もう一度行ってみたいなと思います。
みなさんもぜひ行ってみて下さい。