バイクの輸入車というと
ドゥカティやアプリリアなど
イタリア製のバイクが多いですが、
根強い人気でファンも多いのが
ドイツ製のバイクBMWです。
そしてBMWのバイクで
伝統的に愛され続けているのが
ボクサーツイン(水平対向2気筒)
のエンジンを搭載したモデルです。
そんな
ボクサーツイン搭載したモデルで
カスタムされる事を前提とした
R NINE T シリーズ
が2014年に発売され、
注目を浴びました。
今回ご紹介するバイクは
そのR NINE T シリーズの中でも
『カフェレーサー』タイプの
R NINE T Racerです。
なんといってもデザインがカッコイイ!
ここ最近は、
『ネオレトロ』や『カフェレーサー』
というスタイルが流行っていて、
まるでカスタムバイクの様なバイクが
各メーカーから発売されています。
この R NINE T Racer も
メーカー発のカスタムバイクと
言えるモデルですが、
「さすがBMW!」と言いたくなる
スタイリングの良さです。
低く構えたハンドル
丸く小さなシングルシート
そして、
大きなロケットカウル
どっからどう見ても
これはカフェレーサーです。
さらに
両側に突き出たエンジンヘッド
シャフトドライブ
片持ちスイングアーム
などなど、BMWらしさも
しっかりアピールされています。
タンクにはもちろんBMWマーク
シートカウルにもBMWマーク
そしてヘッドライトの中にも!
BMWマーク!!
所有する歓びを
引き立ててくれます。
装備はシンプルだけど充実
この R NINE T Racer の新車価格は
¥1,896,000 (消費税8%込み)
BMWの中ではお値打ち価格です。
無印の R NINE T の価格
¥2,058,000 (消費税8%込み)
と比べてみても少々価格は低く
なっています。
▼R NINE T
R NINE T シリーズは
カスタムしてもらうことを
前提に用意されたシリーズなので
これはあえてそうしているのでしょう。
BMWはテレレバー、デュオレバー
という特殊な
フロントサスペンション技術を
持っていますが、
フロントフォークは正立タイプ
テスコピックという、
いわゆる普通のタイプです。
ステアリングダンパーを
標準装備
フロントブレーキキャリパーは
brembo社製。
こちらも
ラジアルマウントではありません。
リアはBMWロゴ入りキャリパー。
メーターまわりも実にシンプル
潔さが感じられます。
ヘッドライトもハロゲンランプ
しかしながら、ABSやETC2.0、
グリップヒーターは標準装備されており、
不足は感じません。
空油冷ボクサーツインエンジン
エンジンスペックは
DOHC水平対向2気筒
排気量 1,169cc
最大出力:110PS / 7,750 rpm
最大トルク:11.8kg・m(116Nm)/ 6,000rpm
BMWは創業90年を節目に
ボクサーツインエンジンを
水冷エンジンへとスイッチしています。
つまりこの R NINE T シリーズの
エンジンが最新にして最後の
空油冷ボクサーツインエンジンになる
可能性は高いです。
BMWのボクサーツインエンジンは
シリンダーを左右に突き出し、
クランクシャフトは縦置き
チェーンではなく
ドライブシャフトでリアホイールを駆動
というレイアウト。
その特徴は小さく、軽く、低重心
また、エンジンヘッドが車体左右に
飛び出ている為、
走行風が当たりやすく
冷却効果も高いです。
R NINE T Racerまとめ
とにかく見た目は最高のバイクでしょう。
シンプルでカッコイイ。
エンジンパワーは110PSで
車両重量は218kgと比較的軽く、
『Racer』というのは
名前や見た目だけではなさそうです。
戦闘的なポジションと
低重心の組み合わせは
どんな走りになるのか?
うーん、気になる!
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最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。