今回はCB250R
レンタル819年間会員
マイガレ倶楽部での
インプレッション
レポートです。
2018年に新型車として
登場したCB250R
倒立フォークや
ラジアルマウントの
フロントブレーキキャリパーなど
豪華な装備ながら
¥554,040(税込み)
と標準的な新車価格も魅力です。
※今回の車両は
2018年 ABSなしモデルで
当時の新車価格は¥503,280(税込み)
目次
見た目はかなり豪華だけど
実質先代モデルのCB250Fや
ライバルのMT-25、Z250と
比べると、
灯火器類はすべてLEDで
凝ったデザインとなっており
艶消し塗装、液晶メーターなど
フロントフォークや
ブレーキ以外も
かなり豪華な装備に見えます。
しかし、
せっかくの液晶のメーターは
最新モデルとしては珍しく
シフトインジケーターが
ありません。
TRIPメーター下の表示も
瞬間燃費、平均燃費、
燃料消費量、平均速度、
とちょっと変わった内容。
ストップウォッチも
ついていますが、
メーター横のボタンで操作するため
ラップタイムを計測するものではなく
運転時間を計測するものでしょう。
でも、
任意で点灯する回転数を
4,000rpmから
250rpm刻みで設定できる
REVインジケーターはついてて
スポーティ。
という謎キャラクター
あとはCBR250RRも
そうだったけど、
調整式のブレーキレバーぐらいは
標準でつけておいてほしい。
そして押し間違えやすい
ホーン、ウィンカー反転スイッチ
まぁこの部分は
慣れなんでしょうけれど
1回は間違えるw
ガソリンタンクは
プラスチックカバーで
覆われているので
マグネットタイプの
ツーリングバッグは
使えません。
ガソリンはレギュラー。
タンデムシート下は
スマホと小銭入れくらいなら
入りそうです。
足回りはスポーティ
何といっても目を引くのは
倒立フォークと
CBR250RRよりも豪華な
対向4PODラジアルマウント
フロントブレーキキャリパーです。
(CBR250RRは片側2POD)
タイヤもダンロップ
SPORTMAX GPR300
というラジアルタイヤで
スポーティな走りを予感させます。
フロントフォークやリアサスの
調整機構はリアのプリロードのみ
やや硬めの
セッティングに感じました。
足つきはあまりよくない
CB250Rのシート高は800mm
(2019年MC後は795mm)
CBR250RやCB250Fと比べても
20mmシート高が高くなっており
足回りもしっかりしているので、
小柄な人には
足つきに不安があるようです。
(レンタル店の女性店員談)
身長176cmの私がまたいでも
かかとは地面につくものの、
膝が曲がるほどではないです。
そしてシートは硬く、
長時間乗っていると
お尻が痛くなりました。
タンデムもテールが無いので
なんとなく不安感があります。
CBR250R譲り?の単気筒エンジン
エンジンは生産終了となった
CBR250Rと同じエンジンかと思えば
エンジン形式がCBR250RはMC41E
CB250Rの方はMC51Eとなっており
スペックは下記の通り。
MC41E(CBR250R)
29PS/9,000rpm
2.3Kgf-m/7,500rpm
MC51E(CB250R)
27PS/9,000rpm
2.3Kgf-m/8,000rpm
馬力が下がって
最大トルク発生の
回転数が上がっています。
もしかして
マフラーデザイン優先??
スポーティ?コンフォート?
豪華な足回り装備や
お尻が痛くなるほどの
硬いシートという点を見ると
スポーティ?
でもハンドルは高めで
ステップは低く
前よりになっているので
ツーリング向け?
エンジンも低速から粘りのある
トルク感はありますが
スポーティに走らせようと思うと
最大トルクから
最大出力のバンドは
8000rpmから9000rpmと
狭く、ピーキーで走りにくい。
うーんどっちに振りたいんだろう?
市街地
軽量な250ccネイキッドなので
取り回しは楽で
街乗りには
向いていると思います。
追い越し時の加速も
回転数を上げれば
モタードの様な瞬発力を見せます。
高速道路
高速道路では
パワー不足を否めません。
高いギアでアクセルを開けても
加速してくれないので
ギアを落とす必要があります。
また、
ネイキッドという事もありますが
フレームが細いせいか
スピードを上げると
安定感に欠けるような印象です。
峠道
ステップ位置が前過ぎて
倒しこみにくいです。
速く走ろうと思うと
モタードのように
高回転キープさせる必要があるので
スライドコントロール
できる人じゃないと不安が大きいです。
また、
アップダウンの多い峠では
シフトチェンジをしっかりしないと
失速してしまい、
コーナーをうまく立ち上がれません。
ただし、
一車線しかなく
アップダウンのきつい
ゆっくり走らないと
いけないような峠道
いわゆる酷道では
オフ車のように
不要なクラッチ操作なしで
トコトコと不安なく走れます。
燃費と航続距離
燃費はメーター読みで
33.5 km/L
カタログのWMTCモード値
33.7 km/Lとほとんど同じです。
タンク容量は10Lなので
満タンにしておけば
300km以上は無給油で
余裕で走り切れそうです。
CB250Rまとめ
街中を走っているときは
なかなか元気のいいバイクかな
とも思いましたが、
峠や高速では少々力不足。
ポジションも
スポーティではない。
見た目に期待しすぎた
かもしれません。
ただ、シートは硬いし、
メーターに航続可能距離は
表示されないし、
足回りは硬めなので
ツーリングも少々キツイ。
ウーム・・・
街乗りメインなら
不満はないけれど
スポーツかコンフォートか
どちらかの特性に
もう少し振ってほしいな
というのが正直な感想です。
足回りやタイヤのことを
考えるとやはりスポーツに
振りたいので、
ローハンドルや
バックステップ、
マフラー変更など
カスタムするのも
ひとつの楽しみ方
かもしれません。
以上、参考にしてみて下さい。
また、
バイクの乗換えを考えている人は
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あわせて読んでみて下さい。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。