レンタル819年間会員
マイガレ倶楽部を利用しての
インプレッション レポートです。
今回はSV650Xです。
Z900RS CAFEや
CB1000Rと
同時期に発表され、
排気量で比べても
見劣り感が否めない
SV650Xですが
実際に乗ってみると
非常に楽しいバイクに
仕上がっていました。
目次
軽さは正義
まず、SV650Xにまたがって
初めに感じるのは
足つきの良さとその軽さです。
シート高は 790mm
スペックでみても
燃料・潤滑油・冷却水
バッテリー液を含む
装備重量は197kg
身長176cmの私がまたがると
かかとまで足がべったりついて
膝は少し曲がるぐらいです。
車重は軽く、
ふんばる必要もないので
まるで250ccクラスのバイクに
またがっているような感覚です。
身長が高くても低くても
交差点での信号待ちなどで
足つきの良さと車体の軽さは
体力的にも精神的にも
安心につながる要素です。
シートはタックルシートに
なっていて少々固め。
私は程よい硬さだと思いましたが
人によっては
硬くて痛いという人も
いると思います。
タンデムシートは
スタイリング重視で
実用的ではなさそうです。
現代のカフェレーサーでは
バーハンドルが多い中、
SV650Xはセパレートハンドルを
採用しています。
ポジションは
見た目よりもキツめで、
最近のSS250などと比べても
前傾していると思います。
シンプルながら充実の装備
SV650Xの車体価格は
724,000円(税抜き)
かなりお買い得のある価格です。
なので装備はシンプルですが、
最近のバイクとして見ても
十分なものを備えています。
ブレーキはダブルディスクで
トキコ製のキャリパー、
ABSが付いています。
ABSはリアブレーキにも
装備されています。
タイヤサイズは
フロント:120/70ZR17
リア:160/60ZR17
軽量化にもつながり
ランニングコストも
抑えられます。
ヘッドライトやウィンカーは
ハロゲン。
こういった部分を
カスタムパーツで変更するのも
楽しみの一つでしょう。
大胆に外観を変更するキットも
発売されているようです。
S2 Concept SUZUKI SV650 TANTO(短刀)フェアリングキット 価格:124,740円 |
テールランプは
わかりにくいですが
LEDが採用されています。
メーターはデジタル液晶で
照度が調整可能。
タコメーター、スピードメーターに
時計、水温計、ギアポジション
オドメーター、TRIP A・B、
そして燃費系が
平均燃費、瞬間燃費、航続可能距離を
L/100KmとKm/Lで
表示することができます。
サウンドも気持ちいい90°Vツインエンジン
SVシリーズといえば
90°のVツインエンジンが
最大の特徴です。
ライバルのMT-07の様な
強烈なトルク感は
ありませんが、
滑らかで
非常に扱いやすいエンジンは
高回転でのパワー感は
伸びがしっかりあって
十分な速さが得られます。
心地の良いVツインサウンドも相まって
ついつい高回転で
回して走りたくなります。
この感覚は2ストエンジンに
通じるものがあるかもしれません。
スペックは
76.1PS / 8,500rpm
6.5kgf・m / 8,100rpm
日常からツーリング、峠までも楽しめる
価格を考えると
非常に満足度が高いバイクだと思います。
ベースのSV650がヨーロッパで
大ヒットしているのもうなずけます。
扱いやすく、回せば速い。
まさにオールラウンダーです。
市街地
軽くて足つきが良いので
信号待ちでは楽ですし、
セパハンながら
ハンドルの切れ角はあるので
Uターンも余裕です。
燃費も良いので
通勤、通学もこなせそうです。
高速道路
軽量なネイキッドバイクなので
高速道路での性能は
あまり期待していなかったのですが
良い意味で裏切られました。
セパレートハンドルが
低めにセットされているので
走行風は比較的厳しく感じません。
ミッションは6速まであるのですが
100km/hぐらいの巡行なら
5速で走行する方が推進力を感じて
楽に走れます。
つまりエンジンには
まだまだスピードを上げる余力が
あるということです。
なので追い越しや合流も楽々です。
但し、
ポジションは前傾がキツいので
長時間の高速道路だと
疲れてしまいます。
峠道
やはり軽いバイクを
エンジンブン回しながら走るのは
非常に楽しいです。
そして十分に速いです。
ツインエンジンをブン回す感覚は
SS250に近いですが、
やはり645ccもあるので
高回転をキープさせる必要はなく
ブレーキング後の加速や
タイトコーナーでは
余裕を持って走ることができます。
低く構えたポジションも
ヤル気にさせてくれます。
燃費と航続距離
燃費はメーター読みで
23.3km/L
今回はかなり
ブン回して走ったので
実際はもう少し良いと思います。
(カタログWMTCモード値 26.6km/L)
タンクは14Lで
280~300kmぐらいは走れそうです。
SV650Xまとめ
期待以上に走行性能が高く
乗っていて楽しいバイクでした。
やはり車体の軽さは
バイクにとって
重要なスペックだなと
再認識しました。
メーター機能も
ギアポジションや
航続距離計が付いていて
便利です。
欠点らしい
欠点はないのですが
強いて言うなら
もうちょっと
派手な部分があっていいかな?
という点です。
この点はカスタムしていけば
カバーできるのかもしれませんね。
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最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。