レンタル819年間会員
マイガレ倶楽部での
インプレッション
今回のレポートは
MT-07です。
当ブログでも
試乗した際にご紹介して
友人S君の愛車として
度々登場していましたが
じっくり時間をかけて乗るのは
今回が初めてです。
試乗したときからも
マイナーチェンジもされているので
どんなバイクに
なっているのか楽しみです。
コスパ最強のベーシックバイク
ヨーロッパでは昔から
ミドルバイクと呼ばれ
価格もパワーもちょうど良い
600~750ccクラスは
人気の高い
排気量クラスです。
それまで
パワー至上主義だった日本でも
2010年代に入ってぐらいから
ようやく浸透し始めた感じですね。
MT-07は新車価格で
792,000円(2020年モデル)
中古バイク市場でも
高年式で程度の良いバイクが
50万円前後から手に入ります。
しかし、MT-07は
ヘッドライトやウィンカーが
ハロゲンランプということ以外
見た目で安っぽいという
事はありません。
むしろスタイリッシュ。
細かい部分も作りが良いです。
テール、ストップランプは
LEDを採用しています。
ブレーキはヤマハでは定番の
住友電工製。
2018年マイナーチェンジ後は
前後ABSが
標準装備になっています。
リアサスはプリロードと
伸側減衰が調整可能です。
メーターはデジタル液晶。
昼間でも夜中でも見やすく、
ギアポジションや燃費計など
最近のバイクでは
標準的な機能が揃っています。
個人的にはタコメーターが
下より上の方が見やすいかな?
と思いましたが、
大した問題ではありません。
ただ、このメーターが
ハンドルの上にあるので
ガジェット類は
ガジェットバーを追加しないと
設置することができません。
ハンドルマウントは
ラバーマウントになっているらしく
友人S君は「気持ち悪い」
と言っていましたが、
私は別に気になりませんでした。
ゴムなので劣化具合もあるのかな?
それともマイナーチェンジで
改善された?
あとメインキーが
ヘッドライトの上にあるので
キーホルダー付きのキーを挿した時
なんだか変に見えました。
トルクフルで扱いやすいエンジン
以前の記事にも
詳しく書きましたが、
このMT-07最大のウリは
270度クランクの
パラレルツインエンジンでしょう。
[blogcard url=”ride-write.com/MT-07″]
73PS / 9000rpm
6.9kgf・m / 6500rpm
を発生するエンジンは
低速からグイグイトルクが感じられ
アクセルレスポンスも良いので
不容易にアクセルをガバ開けすると
フロントアップしてしまいそうです。
しかしながら
谷のない滑らかなパワーの出方なので
MT-09の様に乗っていてコワイ!
と感じるほどではありません。
ちょうどイイ感じのパワーです。
エンジンとサスペンションは
接続されており、
フレームの役割を一部担っています。
これは車体軽量化にも
貢献しているのでしょうね。
マフラーはステンレスのショート
サイレンサーが一体になっているので
マフラーを交換する場合は
フルエキゾーストでの
交換になりますね。
とにかく乗りやすく不満がない
試乗した時からの
印象はほとんど変わらず、
まずまたがった瞬間から
車体の軽さに驚きます。
また、足つきも良く
街中や駐車場での取り回しも
安心してできます。
ライバル車であるSV650の
シート高 785mmと比べると
MT-07のシート高は805mm
と少し高く、
176cmの私でも
窮屈な感じはしませんでした。
[blogcard url=”ride-write.com/SV650X-imp”]
走りの方もアクセルを開ければ
十分に速く、
前述した通り
コントロールしやすいです。
市街地
街中では文句なしです。
軽量で足つき良くて
トルクフルで
クラッチレバーの操作も軽い。
パワーに余裕があるので
追越し時なども楽勝です。
高速道路
今回のインプレでは
高速道路を使いませんでしたが
常識の範囲内で走行するなら
特に不満は無いと思います。
ラバーマウントハンドルのおかげで
振動も少なく、
マイナーチェンジ後は
シート面積も大きくなっているので
長距離も疲れにくいでしょう。
峠道
ゆっくり走っても
速く走っても
思い通りのラインを描くことができ
非常に楽しいです。
ハンドルも高すぎず
ちょうど良いと思います。
燃費と航続距離
173.7km走って
8.02Lガソリンが入ったので
計算上では約21.6km/L
そんなにまわしたつもりは
ありませんが、
カタログスペックの 23.9km/Lと
比べるとちょっと悪かったです。
給油量に差があったのかもしれません。
ガソリンタンク容量は13Lなので
航続可能距離は
280~300kmほどでしょう。
MT-07まとめ
さすが人気車種だなという印象です。
ツーリングはもちろん
通勤通学でも使えると思います。
強いて言うならよく出来すぎていて
面白みに欠けるというのは
あると思いますが、
人気車種だけあって
カスタムパーツもたくさん
発売されていますので
自分好みに仕上げるのも
良いかもしれませんね。
また、MT-07は
2021年モデルが発表され
ヘッドライト周りの印象が
がらっと変わっています。
バイクの乗換えを考えている人は
バイク王で評判より高く売るマル秘術
コチラも
あわせて読んでみて下さい。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。